視察研修で帯広へ。

2014/02/10 4:57 に 狭山商工会議所青年部 が投稿   [ 2014/09/17 18:49 に更新しました ]
狭山YEG、平成25年度の視察研修として、平成26年1月26日〜27日まで十勝、帯広に伺いました。

視察先は四国の醤油屋「鎌田醤油」さんです。

鎌田醤油さんは200年以上続く老舗企業で、現在狭山YEGが行っているブランディング事業の勉強会でメンバーが鎌田社長と知り合ったのが訪問のきっかけです。中堅企業でありながら、大手醤油メーカーとどのような差別化をしているのかなどを学びに伺いました。

四国の企業である鎌田醤油さんがなぜ、北海道の帯広に支社を持ち、事業展開しているのか。1日目は「とかちマッシュルーム」という日本でも数少ない本格的マッシュルームを生産している工場を視察。マッシュルームはフランス料理では「山の出汁」として利用されているもので、このマッシュルームのおかげで本格的なフレンチ料理が作れるようになったと評判になっているとの事。そのシビアな生産の現場を視察できました。


 2日目は早朝6時集合で、帯広競馬場で行われている”ばんば”の朝練を見に行きました。日本で唯一そりにおもりを乗せて走らせる競馬を行っている場所で、ばんばの飼育の際に出る肥料は、前日視察したマッシュルームの育成にも役立っています。帯広でとれる様々な食材は、この十勝の風土が育むもので、様々なものがストーリーとして繋がっていると感じます。

 帯広の早朝は-15℃と凍てつく寒さ。日常このような寒さになれていないメンバーは、防寒対策をしていても底冷えしてくる寒さに耐えるので精一杯です。

 しかし、輓馬(ばんば)にふれさせてもらったり、中には輓馬のソリに乗せてもらったメンバーなどもおり、帯広でしかできない素晴らしい経験をさせて頂きました。輓馬は、普通のサラブレッドよりも大きい割に非常におとなしく、臆病な正確だそうです。細心の注意を払いながら見学させて頂きました。

早朝練習を見た後は、鎌田醤油さんの北海道支社を訪れ、鎌田醤油さんの取り組みについての講義を受けました。

出汁醤油というのは、各メーカーから出ていますが、鮭節を使った出汁醤油を出したのは、鎌田醤油さんが初との事。

醤油の歴史から、大手にはない中小企業としての戦略などをしっかり学びました。

鎌田醤油さんは、他にも大雪山からのわき水を利用した水事業なども展開しており、十勝の風土ならではのものを世の中に提供しています。

中小企業の集まりである我々が学ぶ事が非常に多い研修会でした。

視察の締めくくりには、ちょうど月曜日で帯広競馬場で行われていたばんばのレースを見学しました。

輓馬のレースの面白い所は、通常の競馬と違い、途中でストップする事です。輓馬のレースは障害が2カ所あり、その障害を超える前にペース配分を考え、馬の息をととのえたりし、レースに挑みます。直線だけのレースですが、戦略も非常に重要になるレースです。また、すぐ近くを一緒に走れるため、輓馬を追いかけながら楽しむ事も出来ます。

 帯広は夏のシーズンが観光シーズンだそうです。花畑牧場など様々な観光地も冬期はクローズの場所が多いですが、冬期にも楽しめる場所も沢山あり、なによりこの寒さこそ「北海道」という感じです。
 珍しい体験と我々の経営にも役立つ研修ができた、素晴らしい研修会となりました。

 青年部では今後もこのような研修会を企画していきたいと思います。活動に興味がある方は、是非お問い合わせを!
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