Rebranding
~求められるYEGへ~
令和7年度、狭山商工会議所青年部(狭山YEG)の会長を務めさせていただきます、小島 敏央と申します。
どうぞ宜しくお願いします。
今年度「Rebranding求められるYEGへ」をスローガンに掲げ、誰もが知っている、地域に求められる組織を目指し、認知度アップと更なる価値向上に努めてまいります。
令和6年1月におきた能登半島地震、34年ぶりの水準となった円安、人口戦略会議では、744の自治体が消滅する可能性があると公表されました。災害や、日々更新される情報、目まぐるしく変わる情勢に地域で連携して対応していくことが求められ、青年経済人としての発想、行動力、ネットワークを持った我々YEGのような団体の必要性が高まっています。
令和6年度、狭山商工会議所は、埼玉県商工会議所青年部連合会会員大会「研修と交流の集い(KKT)」狭山大会を成功させることができました。大会では、メンバーの意識、結束に変化があり、他単会との連携にも意識が向き、街の活力を再確認することで、狭山YEGへの帰属意識を感じた方が多くいらっしゃいました。私自身、KKTのために出向に力を入れてきましたが、外から狭山を見ることで、真面目に物事を考え、他者に気遣える狭山YEGのメンバーであることにプライドを持つことができ、改めてこの団体の必要性を実感いたしました。
YEGは、地域の中心になりえる団体ですが、家族と過ごす時間、そして自社活動と並行して継続的に活動するためには、メリットや参加意義を見出すことが必要となります。しかし、近年多くの卒業生を輩出し、例会や事業を通して地域に貢献してきた実績、経験、人脈など、歴代が築いてきた資源を知っている人が少なくなってきたのが現状であります。
また、外部との連携を遠ざけ、閉鎖的になることは価値を大きく落とすことになります。いつも同じような視点や内容で議論され、視野が狭くなり、思考が偏る、組織に停滞や失策を招きます。この課題解決のため、狭山YEGのもつ資源を再認識し、様々な意見に耳を傾けることで視野、思考を広げ、組織を発展させていきます。
大切なことは、ネガティブなイメージを自分たちで作らず、他力本願になることなく、自身で変えていくというマインドと行動です。楽しく、学びもある、ビジネスにも繋がる、地域にも貢献できる、そんな価値ある組織にすることができるのは、他でもなく、所属する私たち自身です。
誰もが知っている、地域にも求められる組織となるため、団体や委員会の垣根を超え、柔軟に連携を取りながら狭山YEGを盛り上げてまいります。